SPのエキストラ参加してきました

 昨年から撮影が続いている「SP THE MOTION PICTURE(仮題)」の撮影にエキストラとして3/28に行ってきました。
 昨年は、9/15、9/28、11/6の3回参加してきましたが、それぞれ、まったく異なるシーンでの撮影でした。
 今回は、ナント巨大なセットでの撮影、さらにオールキャストに近い大規模な撮影で、最初から最大テンションでの参加となりました。

 セットは、芸術的な作りで、これがスクリーンでどのように見えるのか、これだけでも、映画にした価値があるものです。これが解体されるのはいかにも惜しい。。

 役柄としては、代議士役(石原 努)で、皆さん年齢がかなり高めの方ばかりでした。私はたいてい10歳以上若く見られるので、新人代議士って感じで、選んだ方には申し訳ない気分でした。
 当日の参加者には、全日参加されている方も多いようで、プロのエキストラの方が多そうでした。

 撮影開始とともに、シーンの説明があり、これまでの撮影の内容がおおよそ理解でき、ますます気持ちはヒートアップ!
 当日の撮影は、まさしく映画の中でも大詰めの撮影と理解できました。

 大詰めにふさわしく、当日は、ほとんどが、ハイスピードカメラを使った撮影でした。これは通常のカメラの10倍?で撮影が行われ、通常スピードで再生すると、1/10のスローモーションで見られるという、スローモーション撮影のためのものです。

 いきなり撮影は、目玉となるようなアクションシーンのハイスピード撮影で始まりましたが、スロー再生されるということは、細かな動き、細かな表情が見えてしまうということで、普段より緻密な演技が要求されます。ちょっとした手の角度、表情がNGにつながり、某キャストさんは10数回のNGを出しながら、アクション担当のスタッフさんから何度も指導を受け、かなり居ずらい状況だったのでは無いでしょうか。最後の方は顔面蒼白でしたが、やっとOKが出たときは安堵の表情と、暖かく見守っていたキャスト、スタッフ、エキストラの皆さんから大拍手!きっとすごいシーンになっていると思いますよ。

 4係のメンバーもアクションに入り、公開まで待てませ〜ん!

 当日は、公安さんなど撮影の無いキャストさんやビッグコミックスピリッツでマンガを連載中の灰原先生(お顔がわからないので総務課さんのつぶやきでわかりました)が陣中見舞いにこられて、贅沢な日となりました。
 キャストの皆さんは差し入れのバナナを頬張りながら、いつものように楽しい現場です。

 撮影も中盤になると、なんとエキストラ参加のスペクタルな撮影となり、セット内を動きまわることになりました。皆さん高齢なので、息絶え絶え、けが人?や壊れるセットも出る始末で、これはものすごいシーンになること請け合いです。

 当日は、昼食、夕食ともお弁当が出ました。議員バッチをつけたエキストラの皆さんがパイプ椅子で弁当食べてる姿は滑稽で思わず苦笑。

 撮影は早朝から夜遅くにおよび、無事に終了しました。
 ハイスピードカメラでの大変なシーンに取り組んだスタッフ、キャスト、エキストラの皆さん、本当にお疲れさまでした。

 本当に早く見たい!秋の公開が待たれます。

 本日は、このセットでのクランクアップとのこと、全体のクランクアップも近そうです。

P.S.
 ハイスピードカメラでの、カメラテストと称した、スタッフのお1人バックドロップの模範演技は皆さん大爆笑でした。良い雰囲気の現場です。